TOP > キャスト&ゲスト(コズモ・クレイマー役マイケル・リチャーズ)
「サインフェルド」キャスト&ゲストスター4
※ネタバレを多分に含んでいますので、内容を絶対知りたくないという方は、ご退出願います。
アメリカ人の4人に1人は見たと言われる、エミー賞ならびにゴールデン・グローブ賞 最優秀作品賞を受賞している、世界的人気シットコム「サインフェルド」(原題:Seinfeld)は、どんな人達が出演していて、どんな人達が製作したのか、ご紹介しています♪
このページでは、コズモ・クレイマー役マイケル・リチャーズを紹介していきます!
目次
主要キャスト1
・ジェリー・サインフェルド(ジェリー・サインフェルド役)
・ジェイソン・アレクサンダー(ジョージ・コスタンザ役)
・ジュリア・ルイス=ドレイファス(エレイン・ベネス役)
・マイケル・リチャーズ(コズモ・クレイマー役)←当ページ
主要メンバー2
・ウェイン・ナイト(ニューマン役)
・レン・レッサー(レオおじさん役)
・バーニー・マーティン(モーティー・サインフェルド役)
・リズ・シェリダン(ヘレン・サインフェルド役)
・ジェリー・スティラー(フランク・コスタンザ役)
・エステル・ハリス(エステル・コスタンザ役)
ゲストスター
製作陣
・ラリー・デヴィッド(製作総指揮:1989-1996)
マイケル・リチャーズ(コズモ・クレイマー役)
役名:コズモ・クレイマー
出演話数:170エピソード(「サインフェルド」S1-9 全172話中)
名前:マイケル・リチャーズ
生年月日:1949/07/24
出身地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州 カルバー・シティ
主な受賞歴:
・エミー賞 助演男優賞 1993 「サインフェルド」
・エミー賞 助演男優賞 1994 「サインフェルド」
・エミー賞 助演男優賞 1997 「サインフェルド」
主な出演(TV+オンライン):
「Fridays」(1980-82)
「サインフェルド」(1989-1998)
「The Michael Richards Show」(2000)
「Kirstie」(2013-2014)
主なTVゲスト出演:
「Cheers(チアーズ)」(1985:S3-18)
「Mad About You(あなたにムチュー)」(1992:S1-8)
「ラリーのミッドライフ★クライシス」(2009:S7-3,9,10)
「Comedians in Cars Getting Coffee」(2012:S1-5,13,15, S2-4, S3-2)
主な出演(映画):
「UHF」(1989)
「Trial and Error」(1997)
「Bee Movie」(2007)
「Faith, Hope & Love」(2019)
マイケル・リチャーズの経歴
マイケル・リチャーズは、アメリカのカリフォルニア州カルバー・シティで1949年7月24日に生まれました。ラリー・デイヴィッドの方が2才ほど年上ですが、「サインフェルド」メインキャスト4人の中では最年長ですね。
母親は診療記録司書で、父親は電気技師という家庭で育ったそうです。不幸にして、2才の頃に父親は自動車事故で亡くなっています。その後、母親は再婚していないそうです。
1970年にはアメリカ陸軍に徴兵されて西ドイツに駐留していたことがあるとか。
除隊後は、エバーグリーン州立大学でドラマ・演劇を専攻して卒業。また、学生時代から即興劇団などに所属して経験を積んでいたようです。
そして1979年には、後に人気コメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」や映画「恋人たちの予感」などで知られることとなるコメディアンで俳優ビリー・クリスタルの、ケーブルテレビ用スペシャル番組に出演するチャンスを得ます。
翌年、1980年からは米ABCのコメディ・ショー「Fridays」のレギュラーキャストとなります。この番組ではキャスト兼、脚本家として「サインフェルド」共同製作者のラリー・デイヴィッドも関わっていました。
1989年には映画「UHF」で準主役を務め、TVでは1986年に刑事ドラマ「特捜刑事マイアミ・バイス」、1984-1985年にデンゼル・ワシントンも出演していた医療ドラマ「St. Elsewhere」、そして1985年には伝説的シットコム「Cheers(チアーズ)」など様々なドラマへゲスト出演しています。
また、実は人気探偵ドラマ「名探偵モンク」の主人公として声がかかったこともあったのですが、マイケル・リチャーズの方からオファーを断ったんだそうです。知らなかった~!
「サインフェルド」でお茶の間の人気者に!
そして1989年より、NBCの伝説的シットコム「サインフェルド(Seinfeld)」(1989-1998)にメインキャストの1人であるコズモ・クレイマー役として出演します。
ちなみに、作中ほぼ全てのエピソードで彼はクレイマーと呼ばれており、長い間、彼のキャラクターのファーストネームは謎のままでした。コズモだということは、シーズン6の「The Switch」で初めて明かされました(笑)
特筆すべきなのは、「サインフェルド」キャストの中でマイケル・リチャーズが誰よりも一番エミー賞を受賞したということですね!
1993、1994、そして1997年の合計3度もエミー賞 助演男優賞に輝いています。
「マイケル・リチャーズ・ショー」
「サインフェルド」が1998終了した2年後、同じNBCで「The Michael Richards Show」という新しいドラマをスタートさせます。
主演、共同脚本、共同プロデューサーとして関わったシリーズで、ドジな探偵が活躍するコメディ・ミステリードラマだったみたいですが、残念ながら視聴率が振るわず、たった2週間程度で打ち切りを言い渡されてしまいました。放送されたエピソード数も8話と短命でした。
そして2006年に「Laugh Factory」というコメディ・クラブでスタンダップ・コメディの舞台に立っている際、マイケル・リチャーズのその後のキャリアに多大な影響を及ぼす出来事が起きます。
どうやら、ある黒人グループがマイケル・リチャーズのスタンダップショーの途中で客席に着席して、すこし大声で騒いでいたみたいです。さらに、マイケル・リチャーズに向かって面白くないなどと野次を飛ばした模様。
その態度に対して、ブチギレてしまったマイケル・リチャーズは口汚く差別的な言葉を叫んだり、中指を立てて挑発好意をしてしまったようです。さらに、その様子を録画されたらしくゴシップサイトで流されたようですね。
その3日後にはジェリー・サインフェルドがゲストとして招かれたデイヴィッド・レターマンのトークショー番組で、マイケル・リチャーズが正式に謝罪をしたようです。
この時、トークショーの観客たちは笑ったようですが、その好意に対してジェリーは「笑っちゃダメだよ。まじめに言ってるんだから」と観客を叱責したとのこと。
この後、マイケル・リチャーズは、ラリー・デイヴィッドの「ラリーのミッドライフ★クライシス(Curb Your Enthusiasm)」など複数の番組で、この事件をネタにしていたようです。
マイケル・リチャーズはこの後、スタンダップ・コメディから引退し、その主な理由としてこの事件のことを挙げています。
また、「サインフェルド」以外へのゲスト出演としては、人気シットコム「Cheers(チアーズ)」(1985:S3-18)や、「Mad About You(あなたにムチュー)」(1992:S1-8)、「特捜刑事マイアミ・バイス」などがあります。
そして「サインフェルド」後には、元「サインフェルド」共同製作者の「ラリーのミッドライフ★クライシス」(2009:S7-3,9,10)や、ジェリー役で主演を務めたジェリー・サインフェルドのネットフリックス新番組「Comedians in Cars Getting Coffee」(2012:S1-5,13,15, S2-4, S3-2)などへもゲスト出演しています。
映画では、1997年に俳優でありながら弁護士のフリをするという役柄を映画「Trial and Error」で演じ、俳優ジェフ・ダニエルズと共演したりもしています。そして、「サインフェルド」後には、ジェリー・サインフェルドが主演声優・製作したアニメ映画「Bee Movie」にも声優として参加しました。
2013年には1シーズンで終了してしまいましたが、新番組シットコム「Kirstie」へレギュラー出演を果たしています。ちなみに、この番組では共演者として伝説シットコム「Cheers(チアーズ)」元キャストのカースティ・アレイとリー・パールマンがいました。また、このドラマには「サインフェルド」ジョージ役だったジェイソン・アレクサンダーもゲスト出演したようです。
私生活、恋愛、ゴシップ、ギャラ
それでは、マイケル・リチャーズの私生活をみていきましょう。
1974年(25才の年)に、セラピストのキャスリーン・ライオンズという女性と結婚し、1975年には娘が1人誕生しています。この1回目の結婚は18年間続いたのですが、1992年に別居。翌年1993年に離婚しています。
その後、2010年(61才の年)にベス・スキップという女優と再婚。息子が1人誕生しています。
また、Wikipediaによるとマイケル・リチャーズはフリーメイソンのメンバーということです。今や、日本で流行の都市伝説系の話題で、よく聞く秘密結社名ですね。
お次はマイケル・リチャーズのギャランティですが、もはや伝説的と言える超人気TV番組「サインフェルド」でのギャラは、1エピソードにつき、約6,000万円という高額報酬を記録しています。
・「サインフェルド」
最終シーズン9の頃:1話 $600,000(6,000万円)
どうやらジェリー・サインフェルドが1エピソード1億円で、その他3人のメインキャストがそれぞれ一律6,000万円程だったようですね。
だいたい1シーズンは24話前後ですから、最終シーズン9の年には、出演料だけで年収14億円以上も稼いでいることになります!
ただし、ジェリー・サインフェルドやラリー・デイヴィッドのように、番組のロイヤリティ権利は持っていないようなので、外国での放映権のロイヤリティなどは、もらっていないようです。
ネット上では、少なくともマイケル・リチャーズの資産は30億円~60億円程度はあると噂されています。1度でも大ヒットすると、すさまじい額を稼げますね!さすがアメリカです☆
ちなみに、伝説的シットコム「フレンズ」のメインキャスト6人もジェリーと同じく1話につき100万ドル(約1億円)のギャラを達成しています。
また、人気シットコム「ビッグバンセオリー」の主要キャラ達も1話につき100万ドル:約1億円だったと言われています。
さらに、人気シットコム「フレイジャー」主演のケルシー・グラマーは、1話あたり160万ドル(約1億6000万円)という、当時の米テレビ史上最高額の出演料を記録。
ついでなので、ご参考までに、海外ドラマの高額ギャランティー歴代 第1位はというと「セックス・アンド・ザ・シティ」のサラ・ジェシカ・パーカーで、1話320万ドル(約3億2000万円)とのこと。(最近、続編の放送が決定しましたね!)
シットコムというジャンルで絞ると、歴代高額俳優は「ハーパーボーイズ(Two and a Half Men)」のチャーリー・シーンが、1話180万ドル(約1億8000万円)でトップです。(「Two and a Half Men」はアマゾン・プライム・ビデオで全シーズン見れます♪:2020年現在)
第2位は「Hey!レイモンド(Everybody Loves Raymond)」のレイ・ロマーノで172.5万ドル(約1億7250万円)、
先ほどの「フレイジャー」のケルシー・グラマーが、続く第3位です。
目次
主要キャスト1
・ジェリー・サインフェルド(ジェリー・サインフェルド役)
・ジェイソン・アレクサンダー(ジョージ・コスタンザ役)
・ジュリア・ルイス=ドレイファス(エレイン・ベネス役)
・マイケル・リチャーズ(コズモ・クレイマー役)←当ページ
主要メンバー2
・ウェイン・ナイト(ニューマン役)
・レン・レッサー(レオおじさん役)
・バーニー・マーティン(モーティー・サインフェルド役)
・リズ・シェリダン(ヘレン・サインフェルド役)
・ジェリー・スティラー(フランク・コスタンザ役)
・エステル・ハリス(エステル・コスタンザ役)
ゲストスター
製作陣
・ラリー・デヴィッド(製作総指揮:1989-1996)