海外ドラマ「フレンズ」ジュディ・ゲラー役クリスティーナ・ピクルスの全て

15歳の時にロンドンの王立演劇学校（RADA）に入学していますから、早い時期から演技に興味があったんですね。ちなみに同時期には、映画「オリエント急行殺人事件」や「エリン・ブロコビッチ」のアルバート・フィニーや、映画「アラビアのロレンス」ピーター・オトゥール、トニー賞受賞俳優ブライアン・ベッドフォードなどがこの学校に通っていたそうです。

卒業後、1950年代後半にはアメリカのニューヨーク州へ引越し、友人だった俳優のドナルド・モファット夫妻と同居していたそうです。

アメリカでは舞台でシェイクスピア作品などに出演。同時期にテレビデビューも果たし、昼ドラの「Another World」などに出演後、ニューヨークからロサンゼルスへと移ります。

そしてNBC放送の医療ドラマ「St. Elsewhere（セント・エルスウェア）」にレギュラーとして出演し、6年間にわたる全シーズンに登場します。このドラマでクリスティーナ・ピクルズはエミー賞助演女優賞にノミネートもされています。

ちなみに、このドラマは1982～1988年まで続いた人気ドラマで、デンゼル・ワシントンや、G・W・ベイリー、デヴィッド・モース、マーク・ハーモンなんかも出演していました。

その後は、マイケル・J・フォックスやコートニー・コックスが出演していたシットコム「ファミリー・タイズ」や、推理ドラマ「ジェシカおばさんの事件簿」、シットコム「Who's the Boss?」などにゲスト出演しています。

そして、1994年より「フレンズ」への出演がスタートします！1995年にはエミー賞ゲスト女優賞にノミネートもされています。考えてみたら、コートニー・コックスとは「ファミリー・タイズ」でニアミスしていたのですね。

ちなみに、他にも超人気TVドラマ「ＪＡＧ（犯罪捜査官ネイビーファイル）」や、「シビル（Cybill）」「ママと恋に落ちるまで」などにもゲスト出演しています。

映画にも多数出演☆

クリスティーナ・ピクルズは、テレビのみならず映画にも多数出演しています。

なかでも、レオナルド・ディカプリオとクレア・デインズ主演の映画「ロミオ+ジュリエット」や、アダム･サンドラー＆ドリュー・バリモア主演のラブコメ映画「ウェディング・シンガー」にも出演しているんですね！改めて観てみようっと♪

その他「レジェンド・オブ・フォール」、「ジャングル・ジョージ2」などに出演しています。

2000年代に入っても数々のTVドラマにゲスト出演しており、なんと2018年の83歳にして、Webコメディ・シリーズの「Break a Hip」への主演で、エミー賞の短編コメディ・ドラマシリーズ女優賞を受賞しました！