海外ドラマ「フレンズ」モニカ役コートニー・コックスの全て

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「フレンズ」キャスト＆ゲストスター4

※ネタバレを多分に含んでいますので、内容を絶対知りたくないという方は、ご退出願います。

TV界のアカデミー賞といわれるエミー賞最優秀作品賞を受賞しており、15年以上経った現在でも世界中で大人気を誇る伝説的シットコム「フレンズ」(原題：Friends）は、どんな人達が出演していて、どんな人達が製作したのか、ご紹介します♪

このページではモニカ役のコートニー・コックスをご紹介します！

コートニー・コックス（モニカ・ゲラー役）

主要キャラ

・デヴィッド・シュワイマー（ロス・ゲラー役）

・ジェニファー・アニストン（レイチェル・グリーン役）

・マット・ルブランク（ジョーイ役）

●コートニー・コックス（モニカ・ゲラー役）

・マシュー・ペリー（チャンドラー・ビング役）

・リサ・クドロー（フィービー・ブッフェ役）

準レギュラー

・ジェームス・マイケル・タイラー（ガンター役）

・エリオット・グールド（ジャック・ゲラー役）

・クリスティーナ・ピクルス（ジュディ・ゲラー役）

・マギー・ウィーラー（ジャニス役）

ゲストスター

・「フレンズ」に登場したゲストスター達

製作陣

・デヴィッド・クレーン（プロデューサー）

・マーサ・カウフマン（プロデューサー）

・ケビン・S・ブライト（プロデューサー）

役名：モニカ・ゲラー

出演話数：235エピソード(「フレンズ」全話)

名前：コートニー・コックス

生年月日：1964/6/15

出身地：アメリカ合衆国アラバマ州バーミングハム

主な受賞歴：

・ゴールデン・グローブ賞に「クーガータウン」でノミネートされたことが1度あるものの、プライムタイムエミー賞ともに、まだ受賞歴なし(2020年12月現在)

主な出演(TV)：

「ファミリー・タイズ」「フレンズ」「Dirt」「クーガータウン」

主なゲスト出演(TV)：

「ジェシカおばさんの事件簿」(3-1,2)「サタデーナイトライブ」(20-18)

「サインフェルド」(5-17)「ザ・ラリー・サンダースショー」(4-13)

「Scrubs」(8-1,2,3)「プライベート・プラクティス」(5-5クレジットなし)

「Go On」(1-20)「Web Therapy」(1-8、2-7,8,9)

「シェイムレス」(9-6)「モダン・ファミリー」(11-10)

主な出演(映画)：

「スクリーム」「スクリーム2」「スクリーム3」「スクリーム4」

「エース・ベンチュラ」「ベッドタイム・ストーリー」「スクリーム5」

主なMV出演：

・ブルース・スプリングスティーン「Dancing In the Dark」

・トード・ザ・ウェット・スプロケット「Good Intentions」

・カウンティング・クロウズ「A Long December」

主な監督作品：

「クーガータウン」「Just Before I Go」

コートニー・コックスの経歴

コートニー・コックスは、アラバマ州で生まれ育ち、1人の兄と2人の姉を持つ4人兄妹の末っ子なんですね。父親はビジネスマン。

コートニーが10歳の年1974年に残念ながら両親が離婚しています。母親はその後、別のビジネスマンと再婚。

コートニーは地元の高校を卒業後、ワシントンDCにあるマウント・ヴァーノン女子大学(現在はジョージ・ワシントン大学に吸収されています)を中退し、女優・モデルとしての道を進み始めます。

ちなみに大学では建築を学んでいたようです。またイギリス系の家系も混ざっているとのことです。

キャリアとしては初期の頃には、ブルース・スプリングスティーンの「Dancing In the Dark」(1984)に出演したり、NBC放送の「Misfits of Science」(1985)への出演や、ABC放送の「The Love Boat(ラブ・ボート)」(1986)、CBS放送の「ジェシカおばさんの事件簿」(1986)へのゲスト出演をしています。

↓「サインフェルド」出演時のコートニー・コックスが観れる動画（サムネはクリスティン・デイヴィス）

そして、NBCの「ファミリー・タイズ」(1987～1989)に準レギュラー役で出演します。主人公を演じたマイケル・J・フォックスの恋人役として一躍、有名になります。

その後、1988年の映画「コクーン2」や「Mr. Destiny」(1990)などへ出演。ついには1994年の映画「エース・ベンチュラ」では、ジム・キャリーと主演として共演を果たしています。

また、1994年の「フレンズ」放送数ヶ月前には、伝説のシットコム「サインフェルド」へ、ジェリー・サインフェルドの恋人役としてゲスト出演もしています！(5-17)

そして、1994年9月22日よりNBC放送の「フレンズ」への出演がスタートします！すでに、そこそこ売れていたと言ってもいいくらいのメディア露出度ですね☆

ちなみに、Wikiによると最初は「フレンズ」のレイチェル役のオーディションをオファーされたんだとか。そして、ジェニファー・アニストンがモニカ役のオーディションに最初は呼ばれていたみたい。結果として、逆にしたのは慧眼でしたね！

TVドラマ「フレンズ」で大ブレイク！

1994年より「フレンズ」への出演したことで世界的な人気を得たコートニー・コックスですが、「フレンズ」出演中の時期に何本か映画出演も果たしています。

1996年には、ホラー映画「スクリーム」1977年に続編の「スクリーム2」、そして2000年には第3弾の「スクリーム3」に出演しています。この映画は評論家からも好評で、売上もかなり高かった作品になります。

このシリーズには、「チャーリーズ・エンジェル」「50回目のファーストキス」のドリュー・バリモア(1作目)や、「バフィー」のサラ・ミシェル・ゲラー(2作目)、「グレイズ・アナトミー」のパトリック・デンプシー(3作目)などが出演しています。

ちなみに、コートニー・コックスは、この映画で共演したデイヴィッド・アークエットと最初の結婚をしています。

↓映画「スクリーム」(1996)のクリップ動画

最近の活動とゲスト出演

↑「SNL」のコートニーが見つからなかったのでジェニファー・アニストン(笑)

コートニー・コックスは、「フレンズ」と「スクリーム」シリーズ以外にも様々な作品に出演しています。

「サタデーナイトライブ」は1995年7月にホストを務めましたし、2001年には、カートランド・ラッセル＆ケビン・コスナー主演の映画「スコーピオン」や、コメディ映画「The Shrink Is In」にも出演。結局1シーズンで終わってしまいましたが、デヴィッド・アークエットと一緒にTVのリアリティショーまで製作しています。

ビックリしたのは、「フレンズ」終了後に、なんとテリー・ハッチャーが演じた「デスパレートな妻たち」の主人公役のオファーまできていたんだとか。しかし、この時コートニーはちょうど妊娠していたため、お断りしたそうです。

また、2005年のアダム・サンドラーの映画「ロンゲスト・ヤード」にカメオ出演したり、2006年のアニメ映画「Barnyard」では声優としても活躍しました。

ちなみに、この頃に「セックス・アンド・ザ・シティ」(2008)の映画が大ヒットしたことで、「フレンズ」も映画化が噂されましたが、ワーナー・ブラザーズが噂を否定しています。

↓「クーガータウン」コートニー・コックス&マシュー・ペリー

そして、2007年にはFXで放送されたTVドラマ「Dirt」に主演、このシリーズでは当時、夫であったデイヴィッド・アークエットと共にエグゼクティブ・プロデビューサーも務めました。(残念ながらシーズン2で終了)

2008年7月には、シーズン9まで続いた人気医療系シットコム「Scrubs」に計3話(8-1,2,3)ゲスト出演。また、同年、アダム・サンドラー主演の映画「ベッドタイム・ストーリー」にも出演しています。

また、2009年には「フレンズ」共演者のリサ・クドロウ主演の「Web Therapy」(1-8、2-7,8,9)にゲスト出演を果たします。

そして、以来の大成功を収め、シーズン6まで続いたABC(途中からTBS)放送のシットコムTVドラマ「クーガータウン」(2009-2015)に主演し、シーズン3では2エピソード分、監督にも挑戦しています。

↓「Web Therapy」ゲスト出演時のコートニー・コックス

さらに、2003年には「フレンズ」チャンドラー役のマシュー・ペリー主演のTVドラマ「Go On」にもゲスト出演しています。

また、2011年には「スクリーム4」に出演し、2012年には初の映画監督に挑戦「Talhotblond」というスリラー映画を撮影しちゃいました。2014年にも映画監督として、「24」キム役で有名なエリシャ・カスバートと「アメリカン・パイ」で有名なショーン・ウィリアム・スコット主演の映画「Just Before I Go」をプロデュースしています。

面白いところでは、なんと「Celebrity Name Game」というゲームショー番組まで、デイヴィッド・アークエットと一緒にエグゼクティヴ・プロデューサーとしてプロデュースしています。この番組は3年続いたというので、なかなか人気があったんですね。司会は、アメリカで有名な人気司会者クレイグ・ファーガソンが務めました。

コートニー・コックスは、元夫のデイヴィッド・アークエットと共同で創立した「Coquette Productions」というプロダクションカンパニーのオーナーでもあります。

↓「Go On」ゲスト出演時のコートニー・コックス

そして、大人気コメディTVドラマ「モダン・ファミリー」にもゲスト出演しています。↓の動画でもわかるとおり、なんとデイヴィッド・ベッカムと一緒に出演しています！

↓「モダン・ファミリー」ベッカムと共にゲスト出演したコートニー・コックス

また映画「オペラ座の怪人」でもおなじみの女優エミー・ロッサムと、「ファーゴ」ウィリアム・H・メイシーらが主演のShowtime放送の人気TVドラマ「シェイムレス」にもゲスト出演するなど、本当に幅広く活躍していますね♪

↓「シェイムレス」ゲスト出演時のコートニー・コックス

私生活、恋愛、ゴシップ、ギャラ

コートニー・コックスのプライベートに迫っていきましょう♪

2021年1月現在は独身ですが、1999年6月12日35才になる3日前に映画「スクリーム」で共演した俳優デイヴィッド・アークエットと結婚しました。

ちょうど「フレンズ」のシーズン5と6の間だったのですが、スタッフの粋な？計らいで、シーズン6のエピソード1「The One After Vegas」のオープニングでは、「コートニー・コックス」が「コートニー・コックス・アークエット」になったと共に、なぜかメンバー全員が下記のように表示されていました。(日本語に訳してますが本当は英語表記です)

・ジェニファー・アニストン・アークエット

・リサ・クドロウ・アークエット

・デイヴィッド・シュイマー・アークエット

・マット・ルブランク・アークエット

・マシュー・ペリー・アークエット

さらに番組クリエイターの2人デイヴィッド・クレインと、マーサ・カウフマンも各人名前の最後に「アークエット」がついているという(笑)

また、エンディングロールの最初にも「FOR COURTENEY AND DAVID WHO DID GET MARRIED」（結婚したコートニーとデイヴィッドにささげる）というお祝いメッセージも打たれていました。

その後、2004年6月にはCoco（ココ）ちゃんという娘も誕生しています。彼女のゴッドマザー（後見人）は、ジェニファー・アニストンです。残念ながら2人は2010年10月に別居、2012年6月に離婚届が申請され、結局2013年5月に正式に受理されたようです。

↓娘のココちゃんとコートニー・コックス

コートニーは、その後、2013年からスノウ・パトロールというバンドのメンバーのジョニー・マクデイドというシンガー・ソングライターと交際しているようです。2014年6月には婚約を発表までしましたが、こちらはなぜかすぐにキャンセルされているとのことですが、現在も交際は続いているようです。

余談ですが、びっくりしたのは、映画「ファウンダーハンバーガー帝国のヒミツ」や「バードマン」、そして「バットマン」シリーズでおなじみのマイケル・キートンと交際していたことがあるんですね！（1989～1995年）

お次はコートニーのギャランティですが、「フレンズ」主要キャスト6人のギャラは歴代の海外ドラマ主演者が稼いだギャランティと並んでトップレベルの高さです。

アメリカ系メディアと、イギリス系メディア、そして日本のメディアで若干の相違は見られますが、英語版のWikipediaを中心に総合してみると、どうやら以下のようです。(1ドル100円換算)

シーズン01: 1話$22,500（225万円）

シーズン02: 1話$22,500～$40,000（225～400万円）
シーズン03: 1話$75,000（750万円）
シーズン04: 1話$85,000（850万円）
シーズン05: 1話$100,000（1,000万円）
シーズン06: 1話$125,000（1,250万円）
シーズン07: 1話$750,000（1,750万円）
シーズン08: 1話$750,000（1,750万円）
シーズン09: 1話$1,000,000（1億円）
シーズン10: 1話$1,000,000（1億円）

シーズン1では6人のギャラは一律だったそうですが、シーズン2では、ロス役デイヴィッド・シュワイマーと、レイチェル役ジェニファー・アニストンのみが他メンバーより高い金額になったため$22,500～$40,000としています。

しかし、それではメンバー間がギクシャクしてしまうと考えたデイヴィッド・シュワイマーが先頭を切って6人で話し合い、交渉の末、シーズン3以降では6人全員ギャラの額を揃えてもらったそうです。しかも、人気が出たため、シーズン3から、およそ倍額の1話750万円になりましたよね。

つまり、この頃の「フレンズ」は1エピソード製作するのに主要キャストのギャラだけで、4,500万円かかっていた訳ですね。そして、最終的にはシーズン9とシーズン10では1話制作するのに、なんと6人のギャランティだけで6億円！そりゃ番組も終わりますよね(笑)

ちなみに、1時間スペシャルを2話分としてカウントすれば、シーズン9は24話作られたので1人24億円稼ぎ、シーズン10は18話ありますから、1人18億円稼いだということになります。わぉ！

英語版Wikipediaによれば、1エピソード1億円のギャラを受け取る史上最高額のテレビ女優として共演のジェニファー・アニストン、リサ・クドロウらと共にギネスブックに載ったようです。

↓ボーイフレンドのジョニー・マクデイド

さらに「フレンズ」のスゴイところは、番組が終了した2004年から15年以上経った現在でも、キャストの6人はなんと年間、各人2,000万ドル（20億円）を稼いでいるそうです！

これは、Netflix（ネットフリックス）への配信権利料や、世界各国へのシンジケーション（番組放送権の販売）などで放送権を所有しているワーナー・ブラザーズが「フレンズ」から得ている利益は約10億ドル（1,000億円）！で、そのうちキャスト各人に2%ずつのマージンが入るため、1人1人が毎年20億円の収入を得ているんだそうです。スゴすぎ・・・。

加えて、他の番組へ出演したり、映画に出演したり、CMを契約しているので、一体いくら稼いでいるんだという感じですよね。

ちなみに、ライバルと言われた「フレイジャー」主演のケルシー・グラマーは1話あたり160万ドル（約1億6000万円）という、当時の米テレビ史上最高額の出演料を記録しました。

また、「サインフェルド」主演のジェリー・サインフェルドや、「ビッグバンセオリー」の主要キャラ達も1話につき100万ドル：約1億円だったと言われています。

ついでなので、ご参考までに、海外ドラマの高額ギャランティー歴代第1位はというと「セックス・アンド・ザ・シティ」のサラ・ジェシカ・パーカーで、1話320万ドル（約3億2000万円）とのこと。

シットコムというジャンルで絞ると、歴代高額俳優は「ハーパーボーイズ（Two and a Half Men）」のチャーリー・シーンが、1話180万ドル（約1億8000万円）でトップです。（「Two and a Half Men」はamazonプライム・ビデオで全シーズン見れます♪：2020年現在）

第2位は「Hey!レイモンド（Everybody Loves Raymond）」のレイ・ロマーノで172.5万ドル（約1億7250万円）、

先ほどの「フレイジャー」のケルシー・グラマーが、続く第3位です。

2021年には「フレンズ」のキャストがリユニオン（再結集）して新しいエピソードが製作・公開される予定になっていますので、楽しみですね♪

主要キャラ

・デヴィッド・シュワイマー（ロス・ゲラー役）

・ジェニファー・アニストン（レイチェル・グリーン役）

・マット・ルブランク（ジョーイ役）