30秒でショパンの虜に

第17回ショパン国際ピアノコンクール優勝者チョ・ソンジンの弾くプレリュード(2015年コンクール第3ステージ)

安心してください。

フレデリック・ショパンは、あなたの期待をはるかに超えたレベルで魔法をかけてくれます。

私はこのわずか30秒の1曲を聴いて、いきなり​ショパンに魅せられてしまいました。あなたは、どうですか?

Beyond The Artへ、ようこそ♪

ここはショパンを弾くのも聴くのも大好きな管理人789junが運営する個人の趣味サイト、

ショパン・アディクトな方のためのフレデリック・ショパン・ファンサイトです。

トップページでは早速、私が特に大好きなショパンの殿堂入り神曲をご紹介しています♪

ショパンが作曲し生前に出版された作品が何曲あるか、ご存知ですか?

全156作品です。その内オーケストラ曲が6曲、室内楽曲が3曲だけありますが、それ以外の147曲は、なんと全てピアノ独奏曲です。

さらに驚くべき事実は、その中のほとんど全てが名曲ということです!まさに天才です。

そこから、まずは絞りに絞って、なんとか16曲だけピックアップしてみました。もしも、この16曲を聴いて1曲も好きな曲がなかったという方には、以下の言葉しかありません。

「申し訳ございません。これを聴いてトキメかない方は別のサイトへご退出下さい」


 [Etude(エチュード)]

 ・Op25-1

 ・Op25-8

 ・Op25-9

 ・Op10-1

 ・Op10-10

 ・Op10-11

 [Ballade(バラード)]

 ・Op23

 ・Op47

[Barcarolle(舟歌)]

 ・Op60

[Prelude(プレリュード)]

 ・Op28-1

 ・Op28-11

 Op28-19

 [Impromptu(即興曲)]

 ・Op51-3

[Polonaise(ポロネーズ)]

 ・Op53

 ・Op22

[Nocturne(ノクターン:夜想曲)]

 ・Op9-2

Etude(エチュード)

「​エチュード」というのは「練習曲」という意味です。

 

ショパンのエチュードはOp10の12曲集と、Op25の12曲集があります。(作品番号がついていないものも3曲ありますので、合計27曲です)

Op10は、「愛の夢」や「ラ・カンパネラ」で有名な人気ピアニスト・作曲家フランツ・リストに捧げられました。他にもOp10-1「滝」や、Op10-3「別れの曲」、Op10-5「黒鍵」、そしてOp10-12「革命」などが有名です。1830年~32年作曲なので、ショパン21~23才前後。

Op25は、作曲家のシューマンが絶賛したOp25-1「エオリアン・ハープ」が特に有名です。

他にもOp25-9「蝶々」や、Op25-11「木枯らし」などがあります。1835年~37年作曲なので、ショパン26~28才前後。

練習曲とはいえ、ショパンの代表曲と言っても過言ではないくらい完成された名曲揃いです。

ちなみに、ショパンは曲にタイトルをつけるのが好きではなかったのでタイトルは全てショパン本人以外の人がつけたものとのことです。例「エオリアン・ハープ」はシューマンが命名。

Op25-1

まずは、美しすぎるOp25-1です。作曲家のシューマンが絶賛し「エオリアン・ハープ」と命名したと言われています。

​Op10-1が超絶技巧的な曲だったのに対して、良い意味で期待を裏切るサプライズ的なOp25のトップナンバーです。メロディそのものの美しさで勝負してきた所に、ショパンのエンターテイナーとしての才能と、比類ない天才性を感じますよね。スゴすぎ♪

Op25-8

わずか1分の中でたくさんの音階が踊るように登場している曲。華やかな舞踏会という感じが浮かんできます。軽く弾いて披露できたらさぞかし誇らしい気持ちになれるだろうなぁ~♪

Op25-9

こちらが「蝶々」といわれる曲です。エチュードの中では一番短い曲ですが、動画のヴァレンティーナ・リシッツァくらい早く弾こうとすると易しくはないです(笑)可愛らしい軽やかな曲なので、明るい気持ちになれますよね♪

Op10-1

フランツ・リストに捧げられたOp10の第1曲目です。「滝」とか「階段」という愛称で呼ばれることもあるようです。和音を1つずつ階段のように駆け上がってはまた降りていくアルペジオと呼ばれる旋律が、華麗でたくましい印象を与えるカッコ良い曲です。難易度は高めみたい。

Op10-10

最初の20秒を聞いただけで魅せられてしまった曲。なんとも言えない独特な雰囲気のある曲ですよね。ヨーロッパ的というか。。。忙しいようでなめらかな旋律が特に好きです♪

Op10-11

とにかく旋律が綺麗で切なくて甘美♪夜という印象ですね☆ショパンのエチュードのスゴいところは、力強いものから、激しく情熱的な曲、可愛らしい曲、そしてロマンティックで甘い旋律もあるというところです!(特に01:50~の美しさには感動しました。ヴァレンティーナの演奏もうますぎです!)

Ballade(バラード)

ショパンのバラードは、全4曲あります。

 

Wikipediaによると18世紀までは声楽曲(人が声で歌うオペラみたいなもの)としてバラードが存在していましたが、19世紀にフレデリック・ショパンによって初めて器楽曲(楽器で演奏する曲)の題名としてバラードが使われたんだとか。さすがショパン♪

個人的にはバラードNo.1の映画音楽のような甘い旋律と、No.3の威風堂々とした元気でカッコ良すぎる終わり方が大好きです。初めて聞いた時は本当に感動しました!

​聞いたことがない方は下の動画からぜひ、ご堪能あれ☆

Op23

バラードNo.1は本当に甘美な恋歌という感じの曲♪エチュードに比べると時間的に長い曲ですが、壮大な物語を語るというバラード本来の意味に即した酔える曲になってます。

特に04:50秒くらいからのパートは、​現代のポップスのバラード曲や映画音楽で使われていてもおかしくないようなメロディーラインでビックリしました!思わず歌詞をつけたくなるくらいです^^1835年作曲なので、ショパン26才前後。

Op47

バラードNo.3は、No.1とはまた全然違って元気で堂々としていて華麗です。優雅さを持ちながら力強いカッコ良い曲です。バラードとしては異色とも言えるのではないでしょうか?歴史的な威厳のある格好いいな感です。わかりますかね(笑)

 

バラエティに富んだ色の曲を作ってしまえる、しかもそれが超一流のレベルまで昇華されているという…ショパン、スゴすぎっ!06:00以降からクライマックスの部分が特にヤバイです!1841年作曲なので、ショパン32才前後。

​ちなみに、この動画で弾いている人はなんと日本人の男性で、おそらく20代です。というのも、YouTubeにDavid Yoshiaki Koと書いてあったので、ん?よしあきって日本人?と思い調べてみるとBlogを書いており、驚愕の事実が・・・!

 

「デイヴィッド 高 嘉暁」という名前の方らしいのですが、横浜生まれの福岡とサンフランシスコ育ちで、なんとコロンビア大学の医学部脳科学専攻で、同時に、ジュリアード学院音楽部門ピアノ科所属という、、、ダブルディグリー(二重学位プログラム)参加中のようです。

ジュリアード音楽院もコロンビア大学も世界的な超一流難関校なのに、その2つを同時にこなしているなんて・・・しかも医学部とピアニスト。。すごすぎです(笑)

Barcarolle(舟歌)

 

舟歌は、1846年に作曲された曲(ショパン37才頃)です。ショパン晩年の集大成とも言うべき難易度の高い素敵な曲です。

 

伴奏が波をイメージさせるようなものになっており、その上でメロディが穏やかなのに、優雅で切なくて、時に激しく、そして甘美に変化するという、なぜか泣きそうになるくらい感動する曲です。(特に05:20~の部分は美しい旋律です♪)

というのも、この年はショパンがなくなる1949年の3年前で、ショパンは体調が優れないことも多かったことから自分の死期を悟っていたのではないかと言われているため、この曲でショパンは自分の人生を振り返ってみたのではないかと言われています。

また、恋人ジョルジュ・サンドとの恋の物語を表現しているのだとしている解説もあります。どちらにしても、心が洗われるような壮大で穏やかなバリエーションに富んだ曲です☆

Op60

アルゼンチンが生んだ天才ピアニスト、マルタ・アルゲリッチの演奏です。1965年のショパン国際ピアノコンクールで優勝しています。この人の弾くショパンは、早いテンポが魅力ですが、舟歌のようなゆったりとした曲も表現豊かに弾きこなしています。​

Prelude(プレリュード)

プレリュードは「前奏曲」という意味です。

24曲の前奏曲で構成されるOp28と、Op45、遺作の合計26曲あります。前奏曲といっても何かの曲の前に弾く曲ではないです。短い曲が多いですが、あくまで前奏曲風の曲という意味らしいです。

Op28の全24曲は、1839年(ショパン30才頃)に完成してカミーユ・プレイエルに献呈されています。プレイエルというのは、ショパンが好んでいたピアノメーカーの名前です。カミーユ・プレイエルは創業者の長男で、ショパンが一番信頼していたピアノ職人で、パリでの最後のコンサートで使用されたのもプレイエルだったようです。

ちなみに24曲ある理由は、バッハが「平均律クラヴィーア曲集」という24曲からなる作品集を発表しておりまして、そのオマージュのような意味があるそうです。なぜ24なのかというと、音楽には調というものがありまして長調と短調それぞれ12ずつあり、合計24の調があるのですが、その全ての調の曲を書いているというスゴ技を披露してくれているんですね。

​バッハの24曲も綺麗ですが、ショパンの24曲も天才的です。つまり、調を最初に決めてから曲を作っているという・・・もう神々の遊びレベルです(笑)

Op28-1

プレリュード一発目の曲は、いかにも何か楽しいことが始まりそうな、ワクワク間にあふれています♪個人的にはものすごい速さで弾くマルタ・アルゲリッチの演奏が大好きです。30秒くらいの曲です。

Op28-11

プレリュード11曲目は、優雅で少し切ない感じもする穏やかな曲です。こちらも30秒ほどの短い曲なのに、しっかりと心を奪われてしまう美しさをもっています♪動画は、2010年のショパン国際ピアノコンクールセカンド・ステージの様子です。

Op28-19

プレリュード19曲目は、速いテンポの伴奏の中に、ゆったりとしたメロディーが浮かび上がるように設計されている曲です。途中、盛り上がりの部分を聞く度に何ともいえない高揚感に襲われちゃう、やっぱりスゴイ曲♪

Impromptu(即興曲)

 

即興曲というとその場で作ったみたいに思いますが、そんなことは全然なく、むしろ即興とみせかけてすごい曲を作ってビックリさせたいみたいな意図が感じられるくらいしっかりとした構成になっています。

全部で生前に出版されたものは3曲あり、友人だったユリアン・フォンタナという人が手を加えた遺作が1作あります。(ちなみにショパンは完璧主義なので遺作は出版せずに全て破棄してくれと遺言に残していたそうです)

Op51-3

即興曲第3番 変ト長調は、ショパンの即興曲の中では3番目に出版されたもので、通番ではOp51になります。1842年に作曲し、出版は1843年。生前最後に出版された即興曲です。なんとなく即興曲第1番に似ている雰囲気ですが、より品格がある感じが好きです。ちょっと舟歌のような雰囲気もあり、なぜか少し切なくなるくらい美しい旋律です♪

Polonaise(ポロネーズ)

 

ポロネーズとは、ショパンが生まれ育ったポーランドの民族音楽です。マズルカが庶民や農民の間で流行した音楽なのに対して、ポロネーズは貴族は王宮文化の中で発祥したと言われています。

ショパンのポロネーズは、生前出版されたものが12曲、死後に出版されたものが6曲なので、合計18曲あります。

ショパン国際コンクールでも必須の1曲となっているくらいポロネーズはショパンの作品の中でも代表的なものとなっています。

Op53

ポロネーズの中でも最も有名な曲で、英雄ポロネーズと呼ばれています。1842年に作曲して翌年の1843年に出版されています。ヴァレンティーナの演奏もそうですが、とにかく力強くて、最初の半音階ずつ上がっていく幻想的な和音や、03:07頃から始まる伴奏のとり方など独特で緊迫した感じが伝わってくる箇所などは、初めて聞いた時にゾクゾクっとしました♪

Op22

こちらもショパン国際コンクールで必須のうちの1曲になっている曲(ポロネーズ5、6、7または、1&2のセットの中から1曲選ぶ決まりになっているそうです)

Op22は「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」と呼ばれていて、最初は生前出版された156曲中9曲しかないピアノ独奏曲以外(管弦楽とピアノのための曲)の1曲として、ポロネーズ部分のみ1831年に出版されました。

その後、前奏用として1834年に「アンダンテ・スピアナート」の部分が作られ、さらに1836年にはピアノ独奏版として合体した「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」が出版されたとのことです。

​夜空にちりばめられた星が光り輝いているような、高音交じりのメロディーがすごく綺麗な曲ですよ♪

Nocturne(ノクターン:夜想曲)

ノクターンは、ある意味一番ショパンらしいのではないかと思うくらい、ロマンティックで、美しい旋律ばかりです。甘美な夜の世界という感じで、まさに夜想曲ですね♪

Wikiを見てみると、もともとあったノクターンをより自由でロマンティックに昇華されたのがショパンで、ノクターンといえば、やはりショパンの曲が代名詞的な存在になっているそうです。

​ショパンのノクターンは、生前には18曲出版されていて、遺作は3曲ありますから、合計で21曲も作り出しているんですね。

 

Op9-2

ショパンのノクターンの中には有名な曲がいくつかありますが、こちらのp9も一度はどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?さらに、そのオリジナルの曲をピアニストのヴァレンティーナ・リシッツァが少しだけアレンジしているという贅沢な動画です♪

 

以上、初心者の方にも楽しんでいただけそうな、私が特に好きなショパンの曲を厳選してお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

自分が好きだと思ったジャンルの曲がありましたら、ジャンルごとにページを分けて、このページにはなかった曲なんかも解説していますので、メニューから選んで聴いてみて下さい。

ノクターン」「ポロネーズ」「エチュード」「バラード」以外にも、「ワルツ」のページや、「舟歌」や「マズルカ」「スケルツォ」「協奏曲」などの名曲を「その他の名曲」ページでまとめてご紹介しています。

​また、気に入った曲があれば、ぜひイロイロなピアニストの演奏を聴き比べてみたり、ご自分でピアノ演奏にチャレンジしてみたりするのも面白いと思いますよ♪

​さらに「ショパンの人生」ページでは、ショパンの生涯についてや、ショパンが愛したピアノ、女性、そしてショパンについての書籍、楽譜、イベント、ピアニストなど、様々な観点からショパンをご紹介していますので、ご興味のある方はぜひご一読下さい。

ショパンの人生

多くの傑作を生み出してきたショパンですが、彼の人生が何年だったかご存知ですか?同年代で親交のあったフランツ・リストやジョルジュ・サンドと比べると、あまりにも短い人生でした。

またはショパンの生まれた国や憧れの国、好きだったピアノメーカーは?

 

影響を受けた作曲家は?曲に秘められた想いや直筆の手紙からわかる音楽に対する考え方など、天才作曲家にして人気演奏家でもあったショパンについて様々な角度からご紹介しています。

ショパン・エトセトラ

Chopin:Complete Edition

ショパン―200年の肖像

フレデリック・ショパン全仕事

カラー版作曲家の生涯 ショパン

ショパン全書簡 1816~1831年―ポーランド時代

ショパン全書簡 1831~1835年: パリ時代(上)

CHOPIN COLLECTION

​アルトゥール・ルービンシュタイン

エチュード

エチュードの意味は「練習曲」です。

ショパンのエチュードは、合計で27曲あります。

練習曲とはいえ、ショパンの代表曲と言っても過言ではないくらい完成された名曲揃いです。

​エチュードのページへ>

バラード

 

ショパンのバラードは全4曲あります。

18世紀までは声楽曲としてバラードが存在していましたが、19世紀にフレデリック・ショパンによって初めて器楽曲の題名として使われたんだとか。さすがショパン♪

​バラードのページへ>

​ノクターン

 

ノクターンの意味は「夜想曲」です。ある意味一番ショパンらしいのではないかと思うくらい、ロマンティックで、美しい旋律ばかりです。

ショパンのノクターンは、生前には18曲出版されていて、遺作は3曲ありますから合計で21曲も作り出しています。

​ノクターンのページへ>

​ワルツ

ショパンのワルツは生前に8曲を出版、遺作は14曲程あると言われていますが、新たに楽譜が発見されたりもしているようです。

​優雅でゆったりした曲から、「子犬のワルツ」のような軽やかで可愛らしい曲までバラエティに富んでいます♪

​ワルツのページへ>

ポロネーズ

ポロネーズとは、ショパンが生まれ育ったポーランドの民族音楽です。

ショパンのポロネーズは、生前出版されたものが12曲、死後に出版されたものが6曲なので、合計18曲あります。

ポロネーズのページへ>

その他の名曲

 

ショパンの晩年の傑作といわれている「舟歌」や、ポーランドの民族音楽ジャンルである「マズルカ」。

さらにオーケストラとピアノのための「協奏曲」など、上記のカテゴリー以外の、ショパンの名曲をこちらのページでご紹介しています♪

​その他の名曲のページへ>

ショパンを嗜む

「ショパンの芸術と生涯」

​著:フランツ・リスト

Etudes
ヴァレンティーナ・リシッツァ

F.Chopin-24Etudes Op.10 Op,25

​ヴァレンティーナ・リシッツァ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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