ショパンのプレリュードの全て
フレデリック・ショパンがバッハへの尊敬の念から形式をオマージュして創作したプレリュード。
まさに洗練されたパリの都会のサロンのための音楽と言えそうな美しくも情熱的なバラエティ豊かな曲達です♪
当ページでは、ショパンの前奏曲（プレリュード）というジャンルの楽曲をご紹介します♪
実は、私が30年近くやめていたピアノを、やっぱりもう一度弾けるようになりたい！と、あらためて思い立たせてくれたのも曲集「プレリュード」でした。
ショパンが愛用したプレイエルというピアノ製造者に献呈された、有名なOp28のプレリュードは全部で24曲あります。なぜ24曲かというと、実は、各曲全てが異なる調性なんです！
これは、あたかもバッハの「平均律クラヴィーア曲集」へのオマージュのようです☆
どんな調性でも素敵すぎる曲が書けちゃうショパンはやっぱり天才ですね！この中から特に私が好きな曲を数曲ご紹介しています♪
Prelude（プレリュード）
Op28-1
Op28-5
Op28-7
Op28-11
Op28-15
Op28-16
Op28-17
Op28-19
Op28-23
ショパンその他の名曲
●プレリュード（前奏曲）＜生前出版25曲＞
・Op番号なし（1834年完成）
前奏曲26番 変イ長調
・Op28（1839年完成 24曲）
カミーユ・プレイエルに献呈
※各曲全てが異なる調性。
バッハ「平均律クラヴィーア曲集」へのオマージュ
第1番 ハ長調
第2番 イ短調
第3番 ト長調
第4番 ホ短調
第5番 ニ長調
第6番 ロ短調
（ジョルジュ・サンドが「雨だれ」と呼んだ）
第7番 イ長調
第8番 嬰ヘ短調
（フランツ・リストが「雨だれ」と呼んだ）
第9番 ホ長調
第10番 嬰ハ短調
第11番 ロ長調
第12番 嬰ト短調
第13番 嬰ヘ長調
第14番 変ホ短調
第15番 変ニ長調
（「雨だれの前奏曲」として有名）
第16番 変ロ短調
第17番 変イ長調
第18番 ヘ短調
第19番 変ホ長調
第20番 ハ短調
第21番 変ロ長調
第22番 ト短調
第23番 ヘ長調
第24番 ニ短調
・Op45（1841年完成）
前奏曲25番 嬰ハ短調
・Op番号なし（1845年完成）
2つの小品 前奏曲 ヘ長調