Welcome to 「i Luv The Office」!!
海外ドラマ「ザ・オフィス」ファンサイトです
社会現象を起こした人気作「ザ・オフィス」
「ザ・オフィス」(原題:the office)は、アメリカで2005~2013年まで放送され、シーズン9まで続いた世界的に大人気のコメディドラマです。
実はアメリカ版リメイクでして、そもそものオリジナルドラマは2001~2002年にイギリスのBBCで放送された「ジ・オフィス」(原題:the office)で、リッキー・ジャーヴェイスが演出・脚本・主演を果たし、社会現象まで引き起こしたという伝説のドラマです。
それをアメリカのNBCがリメイク権を購入して製作したのがUS版「ザ・オフィス」になります。そして、はっきり言ってアメリカ版リメイクの方が本家より、さらに面白いドラマになっています。
ちなみに私は、「世界中の歴代シットコムの中で一番好きなシリーズは?」と質問されたら、迷わず次の5作をトップ5として挙げています。
本サイトでは、この中の「ザ・オフィス」について解説しています。「ザ・オフィス」大好きだという方も、まだ観たことない方も、楽しんでもらえたら嬉しいです。
(ただしネタバレを多く含んでいるため、内容を知りたくない方はご退出願います)
シットコム&モキュメンタリーとは?
「ザ・オフィス」は大きくシットコムというジャンルのコメディ・ドラマです。もう少し細かくいうとモキュメンタリー式という撮影方法で制作されています。
モキュメンタリーは、「ザ・オフィス」のように、架空のドキュメンタリー番組を作るための取材班が会社に毎日入り込んでいるなどして、そのカメラに向かってキャスト達が目線をくれたり、しゃべりかけてくる形で撮影されているドラマのことです。
上の動画を観てみるとわかります♪ジムがこっち見てくるので。
ちなみに、この形式を真似て大ヒットしたシットコムが「モダンファミリー」です。
そしてシットコムという言葉を知らない方は、詳しい内容を「ザ・オフィスとは?」ページに記載してありますのでご参照下さい。一応、ここでも概略だけ説明しておきます。
シットコムというのは、シチュエーション・コメディの略で、最近では様々な形式がありますが、一番、基本的な形としては、観客の笑い声が収録されているコメディ・ドラマだと思っていただければOKです。
典型的なシットコムは、こんな感じです↓
日本で有名なのは、「フレンズ」や「フルハウス」、「アイ・ラブ・ルーシー」、「奥様は魔女」などでしょうか。あの、観客の「ワハハハハ」という声が、あらかじめ収録済みなドラマ形式が基本的なシットコムです。
ちなみに、観客を入れての収録となると国内で有名なのは「ドリフ」や三谷幸喜さんの「HR」、バカリズム&劇団ひとりの「ウレロ」シリーズなどがありますね♪
残念!日本版DVDは未発売(泣)
残念ながら「ザ・オフィス」(US版)は、これだけ全世界的に人気があるのにかかわらず、なんと日本では1話もDVD化されていません!
そのため、オンライン動画配信サイトでサブスクしながらHuluなど配信されているところで観るしかありません。それも「ザ・オフィス」公開期間がいつまでかはわかりませんので、いつでも観たいという方は、英語版のDVDをAmazonで購入して、かつリージョンフリー対応のDVD再生機を購入するしかありません。。。
海外ドラマ好きな方は気づいていると思いますが、実はアメリカの海外ドラマシリーズがDVDやブルーレイとして発売される場合、大抵は中途半端に途中のシーズンまで発売した後、続きが何年待っても発売されない!ということが多いんです。
特にシットコムで言えば、例えば私の好きなシットコムとして先ほど挙げた
「フレンズ」、「フレイジャー」、「サインフェルド」、「スピン・シティ」、「ザ・オフィス(米版)」の中で、2021年現在、日本語版DVDが全シーズン発売されている作品がいつくあると思いますか?答えは、なんと、「フレンズ」のみです!!これ、驚きじゃないですか?(汗)
参考までにお伝えすると、「フレイジャー」は全11シーズンの内、日本語版DVDはシーズン3まで、「サインフェルド」は全9シーズンの内、シーズン4までしか発売されていません。
さらに、マイケル・J・フォックス主演(シーズン5以降はチャーリー・シーン主演)の「スピン・シティ」と、本サイトで紹介している「ザ・オフィス(米版)」は、どちらも日本語版DVDは発売すらしてません。
私は「ザ・オフィス(米版)」をHuluでシーズン3まで観た後、Amazonで英語版DVDで最終シーズン9まで購入してパソコンのリージョンを変更して観ました。このあたり非常に残念ですね。。。
キャストもゲストも豪華メンバー!
「ザ・オフィス」(US版)の魅力は、面白くて大笑いできるのはもちろん、落ち込んだ時や、寂しさを感じている時に観ると、温かい気持ちにしてくれて勇気をもらえるところです。実はハートウォーミングな良いドラマでもあるんですね!
特に個人的には、ジムとドワイトの友情、ジムとパムの恋愛、マイケルの社員思いなところなどは、いつ観ても元気をもらえます。
失敗してもいいんだ。人は何度でも立ち直れる。夢見てもいいんだという応援をしてもらえているようにも感じられるんですよね。そういう意味では、セラピーみたいな癒し効果も個人的には感じてしまうし、まさに人生のチアリーダー的存在です☆
そんな「ザ・オフィス」(US版)のキャスト達は多くが、今や大スターとなっておりドラマはもちろん、映画界でも名前を知らないアメリカ人なんていないくらいです。
中でもマイケル役のスティーヴ・カレルは映画「リトル・ミス・サンシャイン」や「ラブ・アゲイン」など、たくさんの映画作品に出演していたり、アップル・プラス(APPLE+)の話題ドラマ「スペース・フォース」や「ザ・モーニングショー」に出演したりと大活躍です。
また、ジム役のジョン・クラシンスキーもAmazonオリジナルの「ジャック・ライアン」で主演に抜擢され、映画にも「ホリデイ」「アロハ」などに出演する活躍ぶりです。
さらに私生活の面でも、映画女優のエミリー・ブラント(「プラダを着た悪魔」)と結婚して、大変話題になりました。
「ザ・オフィス」主要キャスト達についての詳細は、「キャスト&ゲスト」ページで紹介してますので、そちらをどうぞ!
そして、もう1つ、「ザ・オフィス」に登場するゲストスターも、大物スターがたくさんゲスト出演しています。特にウィル・フェレルは連続して数話に登場し、かなり良い味だしてますよ(笑)
「ザ・オフィス」に登場するゲストスターの一例↓
リッキー・ジャーヴェイス、
ウィル・フェレル、
キャシー・ベイツ、
ジェームズ・スペイダー、
ケヴィン・マクヘイル、
エイミー・アダムス、
ジム・キャリー、
レイ・ロマーノ、
ウォーレン・バフェット
などなど、この他にも様々なゲストスターが登場しています。このあたりの詳細は、「キャスト&ゲスト」ページか、「全エピソード解説」ページで全て網羅していますので、興味がある方は、是非ご覧下さい♪
「ザ・オフィス」を観れば英語学習できる?
結論から言ってしまうと、経験上、海外ドラマを観ただけでは残念ながら英語が話せるようにはならないと思います。
それは文法や完了形、言い回し、時制、などの英語特有のルールは、やはりキチンと勉強しないとなかなか理解できないものですし、名詞や形容詞も変形、派生系、対義語、類義語などを辿りながら集中的に覚えたほうが効率がよいと考えるからです。
ただし、海外ドラマは、英語学習を文化的な側面から体験的に学ぶことができる、絶好の教材です。擬似的にペンシルベニア州のスクラントンにあるダンダーミフリンでインターン体験させてもらっているようなものですからね!
さらに何度も繰り返し観ているなら、英語に慣れてきてリスニング力の向上には大いに役に立つでしょう♪私自身がそうでした。
また「That's what she said」など、たくさんの印象的なセリフやジョークが頭から離れなくなり、日常英会話で使えたり、アメリカ人の知り合いと話している際にジョークを飛ばせるようにはなります(笑)
このサイトでも英会話の勉強ほど難しくならない程度に「エピソード解説」ページでは、1話1話 解説しながら出てきた英語表現などにも触れていきますので、楽しみにして下さい★
それでは、このサイトを通して日本にもっとシットコム文化を浸透させ、大好きな「ザ・オフィス」をより多くの人に知ってもらえたら幸いです。